「UR賃貸住宅」とは、都市再生機構(UR都市機構)という独立行政法人が管理している賃貸住宅のことです。一般的な賃貸住宅と違って、公的な機関が管理している住宅のため、様々な特徴やメリットを持っています。
よくある勘違い1:住むためには、抽選がある?
「UR賃貸住宅」と聞くと、住むためには必ず抽選があり、高い倍率を勝ち抜いた人しか住めない、というイメージがあるかもしれませんが、これは勘違い。ほとんどの場合、「先着順」で募集があります。入居可能な空室があれば、自分の好きなタイミングで内覧をし、本申込・ご契約を経てすぐに入居開始。一般的な賃貸住宅と借り方はほとんど変わらないんです。また、住みたいお部屋が見つかったらまず「仮申込」(1世帯につき1部屋まで)をし、お部屋をおさえた上で内覧に行くという仕組みもあるので、「他の人に取られてしまうかも!」と気を揉むことなく、じっくり検討できるメリットもあります。
よくある勘違い2:収入に制限がある?
奨学金などと同じように「収入に制限がある」というのも、実は勘違い。都道府県・市町村が運営する公営住宅では、家賃が安いため、所得が基準以下であることが入居条件となりますが、UR賃貸住宅はそれとは異なります。入居資格は、家賃額の4倍など「一定の基準以上の収入があること」。